福岡、本・本屋・読書の云々
2012年01月27日
視野の広さと実践力のタネをひろう
何かビジネス上の判断を迫られた時、どれだけ豊富な、信頼できる情報を持っているかがカギになります。
もちろん、情報がなくても問題が起きないところ~狭い、楽園ガラパゴスのような~で生活する分には困りません。

そう、黒船さえ来なければ。
黒船に備えて世界を広げよう!
別にグローバル企業が参入するとか、そんな可能性はないかも知れません。
でも、小さな黒船は日常にあふれているわけでして。
取引先がやばくなって新しいクライアントを開拓しなければいけないとか、
近所にでっかいスーパーができて、客をごっそり持って行かれたとか、
天変地異が起こって、市場が完全に縮小してしまったとか・・・
そういう「何か」の事態に「想定していませんでした」っていう言い訳は、ね。(^^;
やっぱり自分の仕事をいい方向に変え続ける努力は必要ですし、世界の変化、市場の変化に柔軟に対応できるだけの力は蓄えておいた方がいい。
―Itʼs not the strongest species nor the most intelligent that survive,
but the one most responsive to change.
最も強いモノでも、最も賢いモノでもない。最も変化に適応できたものこそが生き残るのだ。
自分のビジネスのことだけじゃなく、世の中のことを知る努力はしておきたいところです。
Web情報で十分? いや、まずいでしょ!
Web情報があれば新聞や雑誌は要らない、なんて話はあり得ません。
タイムラグが限りなくゼロに近くなるというメリットを差し引いても。
Web情報には非常に大きなリスクが存在するからです。
そのリスクとは「偏り」。
Web情報は自分が検索したもの、クリックしたものしか表示されません。
自然体で情報に接している限り偏る危険性がありますよ、と。
黒船の来港に備えるってことは、自分を育てるってことと同時に、広く世の中の動き、時代の流れを俯瞰しておくってことですからね。
偏りはまずいわけですよ。やっぱりWeb情報だけを頼るというのはマズイ。
自分に「幅」を強制しよう
強制的に幅の広い情報に接しようと思ったら、情報の取捨選択をしちゃまずい。
かといって無制限に受け入れるわけにもいきませんから、そこそこ信頼おけるソースに頼ることになります。
新聞を毎日読むというのもいいですね。(^^*
人によっては信頼おける人と定期的に情報交換しあうという方法を採っているかも知れません。
メルマガやブログ、ビジネス書などを多読するという力業もあるでしょうか。
当たり前ですが、何を読むにせよ、興味のある特集がある時だけ...とか、目を引くタイトルの記事だけ...なんてのは、趣旨からずれます。
幅を強制する仕組みを作ることが重要です。
そして、すべてに、そこそこ丁寧に目を通すこと。
もちろん、目を通しながら、その書籍や記事の向こう側に広がるリアルなビジネスの世界を見通す意識を持つことは重要ですね。
「丁寧に」というのは、熟読、精読しようってことではありません。
メリハリをつけつつも、とりあえず意識のフィルターはくぐらせておきましょうね、と。
理想的な幅の作り方
方法はいろいろありますが、お薦めなのは「複数のビジネス誌の定期購読」という方法です。
信頼性を担保するということ、トレンドを見るということ、幅が強制されるということ、これらの条件を手軽に満たしてくれます。
「複数」というのは、情報の偏りを少しでも減らすため。
自分の好みに合うものを1誌以上。
それとかなりずれたものを1誌。
例えば「日経ビジネス」と「日経エンタテイメント」とか。
人によっては「日経ウーマン」とか「saizo」とかを上乗せしてもいいかも?
ちょっとグローバルな視野で経済の動きを眺めたければ「東洋経済」。
ビジネス界のトレンドを追うのであれば「週刊ダイヤモンド」。
ハウツー系ビジネス書のエッセンスを手っ取り早く吸収して、日々のカイゼンに活かしたければ「アソシエ」、「The 21」ですかね。(^^*
雑誌にはそれぞれ想定する読者層というのがありますので、それを考慮して、どの雑誌を定点観測するのか決めてみましょう。
トレンド+実践的ノウハウが手に入る!
強制的に幅の広い情報に触れるようにするメリットは大です。
一つには時代のトレンドが見えやすくなります。
雑誌は生き残りのために必死です。当然、時代を読み、ビジネス界の動向、トレンドを読み、ブームを仕掛けてきます。
これを定点観測できると、かなり時代の空気感のようなものが見えるようになります。
2008年あたりからの『アソシエ』の「地に足の付いた実践」志向へのシフト。これなんか、勉強本ブームの流れに乗ったものでした。
その延長に読書会、勉強会特集も。
そして去年あたりから顕著になってきた「実践している読者の登場」。まさにソーシャルメディア時代の雑誌の在り方を模索する誌面作りですね。
あと、個人的には『プレジデント』が指標として出す「年収」のインフレが気になっていました。そこに2011年4月からの突然の草食化、そして2012年冒頭の肉食を煽る回帰、どちらも時代を色濃く反映したものですよね。
また、仕事のカイゼンを手に入れたい場合、ビジネス書だと1つのテーマで無駄にページ数を割いていますが、ビジネス誌なら割り切って「いいとこどり」をして紹介してくれます。
1つのテーマについて、いろいろな専門家のノウハウだけでなく、普通のビジネスマン(実践者)の工夫や知恵も紹介されていて、とても実践的です。(「The 21」「日経アソシエ」)
お薦めは?
どのビジネス誌を読むかってのは、あなたの年齢とか職場に置けるポジションなどで、当然変わります。
私が20代~30代前半までの起業家やビジネスマンのみなさんにお薦めしているのは「週刊ダイヤモンド」を中心とした組み合わせです。
週刊ダイヤモンドは、ビジネス・経済に関するニュースソースとして重宝します。ビジネスのトレンドを把握したり、ビジネスノウハウを学んだりする部分は、プレジデントかアソシエか...というあたりで補えればいいですね。
ぜひ、書店の店頭でパラパラと立ち読みをしてみて、好感の持てるものを選んで定期購読してみましょう!
ご案内♪
福岡市天神北にある書斎りーぶるでは、第2、第4火曜日にビジネス書、ビジネス誌を話の肴にした朝活をおこなっています。
基本的に第2火曜日がビジネス書、第4火曜日がビジネス誌。
気になった記事、テーマについて語り合ったり、時には「この本いいっすよ!」という本の紹介を「1分間プレゼン」という形でおこなったり...。
興味をお持ちいただけるようでしたら、ぜひご参加ください。(^^*♪
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